偏った食生活(偏食)はハゲの原因?
【バランスの良い食事で育毛をサポート】

ファーストフード私たち現代人はファストフードやコンビニ弁当など、便利でおいしい食事がすぐに食べられる環境で育っていますので、食事を簡単に済ませてしまう機会も増えているのではないでしょうか。

しかし、ファストフードやコンビニ弁当などは栄養バランスがいいとは言えませんので、栄養が偏った食生活を続けると、髪や頭皮にも悪い影響を与えます。

食生活が乱れると薄毛の原因に

偏った食生活を続けると、身体に必要な栄養が不足してしまいます。

摂取した栄養は、頭部の毛細血管を通して毛乳頭に届けられ、髪が成長します。

食事から摂取する栄養が不足してしまうと、毛乳頭に充分な栄養を届けることができなくなりますので、薄毛の原因になり得ます。

薄毛になる食生活

脂質の取り過ぎ

脂質は細胞膜や神経組織の構成に必要な成分です。

しかし、取り過ぎはよくありません。

毎日の食事は、長い目で見ると将来の薄毛に影響する可能性があります。できるだけ脂質の過剰摂取をしないように心がけて、バランスのいい食事をとるように意識しましょう。

脂質を取りすぎると血流が悪化する

脂質を摂りすぎると、肥満や糖尿病などさまざまな悪影響があることはご存じの方も多いと思いますが、血流の悪化や、動脈硬化をまねく原因でもあります。

血流が悪化すると、毛乳頭に充分な栄養を送り届けることができなくなり、抜け毛や薄毛の原因になります。

脂質は皮脂の分泌が増える

脂質を取りすぎると、頭皮の皮脂腺から分泌される脂分が多くなります

過剰な皮脂は、常在菌の増殖や、毛穴詰まりなど、頭皮環境を悪化する原因にもなります。

脂質の多い食材

(食品100gあたり)

油類100g、バター・マーガリン82g、マヨネーズ75g、木の実(松の実・くるみなど)60~75g、ナッツ類(ピーナッツ・マガダミアナッツ・ピスタチオなど)50~77g、牛肉30~50g、豚肉30~50g、魚類20~30g

※参考:脂質の多い食品と、食品の脂質の含有量一覧表

育毛に良い食生活

脂質を控える

脂質を取りすぎないように、1日の脂質摂取量を超えないようにしましょう。

1日の脂質摂取量の目安は?

脂質は、1日に必要なエネルギーの20~30%が摂取量の目安です。

成人男性の摂取エネルギーを2000kcalとすると、およそ55~60gが脂質の摂取量目安です。

ビタミン類、亜鉛を不足させない食事

ビタミン類、亜鉛など、髪の毛の成長に必要な成分が不足すると、新たに髪の毛が作られにくくなります。

ビタミン類

  • ビタミンA、ビタミンE:頭皮の血行を良くする
  • ビタミンB6:髪を形成する「ケラチン」の生成に役立つ
  • ビタミンB2:皮脂の過剰分泌を抑制

亜鉛

  • 亜鉛:髪の毛の成長に必要な成分。ヘアサイクルが乱れる薄毛(AGA)の予防

育毛に大切な成分を毎日とりましょう

偏食を長く続けてきた人は、急にバランスのいい食事に切り替えるのは難しいかもしれません。

まずは意識して少しずつ食事に取り入れて、無理なく毎日摂る生活を目指しましょう。

当サイトでは、食事に含まれる「ハゲに有効な栄養素」を紹介していますので、参考にしてください。


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