AGAを「本気」で治したいなら!【3ステップ解説】
AGAは、生活習慣の見直しでは治すことはできません。
AGAを治すためには、「AGA対策」が必須です。
このページでは、「AGAを治すための方法」を「3STEP」でわかりやすく解説します。
【STEP1】
AGA対策について理解しよう!
AGAになるかどうかは、生まれたときから遺伝子レベルである程度決まっています。(※「遺伝はハゲの原因?」のページで詳しく解説)
今のところ、遺伝子を操作して「AGA」を治すことは、残念ながら不可能です。
AGA対策なら、AGAの進行をストップできる
しかし、「AGA対策」なら、遺伝子レベルで決められている「AGA」の進行を「医学的に」ストップさせることができます。
有効な「AGA対策」とは
AGAは、「DHT(体内で作られる強力な男性ホルモン)」が原因で起こる脱毛症ですので、
- 「DHT」を作らせないようにする
ことが最も有効です。また、
- 作られた「DHT」の作用を阻害する
ことでも、AGAの進行を止める効果が期待できます。
「DHT」を作らせないようにする
そもそも「DHT」が作られなければ、AGAは発症しません。
すでに発症している人でも、「DHT」の生成を抑制することで、AGAの進行を止めることが可能です。
作られた「DHT」の作用を阻害する
DHTが毛乳頭にある「アンドロゲンレセプター」と呼ばれる受容体と結合すると、「脱毛の指令」が発せられて髪の毛が強制的に抜けます。
この「脱毛の指令」を発生させないようにすることで、AGAの進行をストップすることができます。
どんなAGA対策方法がある?
現在、AGAに有効とされる対策方法は以下の3つです。
- AGA治療薬(DHTの生成を抑制:大)
- AGA育毛剤(DHTの生成を抑制:中、脱毛の指令をシャットアウト:中)
- 育毛サプリ(DHTの生成を抑制:小)
AGA治療薬
AGA治療薬は、医学的に「DHT」の生成を抑制する薬です。
効果が高い反面、副作用の心配があります。
AGA育毛剤
AGA育毛剤は、「DHT」の生成をおさえる成分が配合されている育毛剤です。副作用の心配がなく、種類によっては「脱毛の指令」もシャットアウトできます。
育毛サプリ(AGA対策成分配合のみ)
「DHT」の生成を抑制する成分が配合されている育毛サプリメントは、単体でのAGA改善効果は低いのですが、AGA治療薬やAGA育毛剤と併用することで、相乗効果が期待できます。
AGA対策は「早さ」が重要!
AGAの進行はとても早いので、「今はまだ大丈夫!」と考えている間にも、薄毛はどんどん進行しています。
MSD(140ヵ国以上で事業を展開する世界的な製薬会社)のデータによると、直径1インチの円形(5.1㎠)あたりの髪の毛(903本)は、
- 1年後 -30~50本
- 3年後 -100本
- 5年後 -250本
たった5年で、髪の毛の約30%が減ってしまうことが分かります。
AGAが発症してから年月が経つほど改善率が低下しますので、対策が早いほどAGAを改善できる可能性が高くなります。
参考:MSD
AGA対策には、タイムリミットがある
髪の毛が「生える→抜ける」の周期(ヘアサイクル)は、生まれてから40~50回で限界を迎え、それ以降は髪の毛を作れなくなります。
AGAになると、
- 通常2~5年で1周するヘアサイクルが、
- わずか「半年~1年」に大幅に短縮されるため、
2~10倍も早く「髪の毛の寿命」が尽きてしまいます。
「髪の毛の寿命」が尽きてしまうと、どんな治療でも髪の毛の再生は不可能。
そうなる前に、すこしでも早くAGA対策に取り組み、
- 「ヘアサイクルの年数」を延長し、
- 「髪の毛の寿命」を延ばす
ことが、AGAを改善するための「重要な鍵」になります。
具体例として、「26歳でAGAが発症した男性」のシミュレーションを掲載します。
26歳でAGAが発症した男性
(ヘアサイクル:正常時2年、AGA時0.5年、限界40回とする)
- 26歳÷正常時2年=13回
- 40回-13回=27回(残りのヘアサイクル)
- 27回×0.5年=約14年(残りの髪の寿命)
- 26歳+14年=40歳
40歳で「髪の毛の寿命」が尽きてしまいます。
26歳からAGA対策でヘアサイクルを正常化した場合
- 残りヘアサイクル27回
- 27回×2年=約54年
- 26歳+54年=80歳
理論上、80歳まで「髪の毛の寿命」を維持できます。
髪の寿命に近づくほど「髪の毛を作るチカラ」は弱まり、AGAの改善率が大幅に低下しますので、対策の早さがどれだけ大切かが分かりますね。
それでは【STEP2】で、「ベストなAGA対策」を見つけるためにとても重要な「自分のAGAレベル」をご確認ください。
【STEP2】
自分の【AGAのレベル】を知ろう!
自分に「一番いいAGA対策」は、「どれくらいハゲが進行しているか」によって人それぞれ違います。
まずは対策方法を選ぶ前に、自分の薄毛の進行度合いを「AGAレベル1~4」の写真でご確認ください。
【AGAレベル1】
抜け毛が増えて、頭皮が透け始める
一見して薄毛に見えない人もいらっしゃいますが、「生え際」や「つむじ周り」の髪の毛が細く短くなり、地肌が目立ちはじめています。
【AGAレベル2】
軟毛が増えて、頭皮が目立つ
「生え際」や「つむじ周辺」に細くて弱々しい「軟毛」が多くなっています。
AGAレベル1よりも広範囲に広がっています。
【AGAレベル3】
細くて短い毛が多く、部分的にかなり薄い
生え際や頭頂部に「体毛」のように細くて短い毛や「うぶ毛」が多くなり、薄毛に見える面積がかなり広がっています。
【AGAレベル4】
AGAがかなり進行~最終段階
生え際、つむじのほとんどの髪の毛が「うぶ毛」になっていますので、ツルツルに見えます。
いかがでしょうか?
ご自身の「AGAレベル」が分かったあとは、いよいよ【STEP3】でAGAレベルに合わせた対策方法をご紹介します。
【STEP3】
AGAレベルに合った対策を実践しよう!
自分の「AGAレベル」が分かったあとは、いよいよ対策選びです。
「STEP1」でご紹介したように、AGAに有効な対策方法は、
- AGA治療薬【効果:大】
- AGA育毛剤【効果:中】
- 育毛サプリ(AGA対策成分配合)【効果:小】
この3つです。
それでは、AGAレベル別に、おすすめの対策方法をご紹介します。
【AGAレベル1~2推奨】
AGA育毛剤(+育毛サプリ)
AGAレベル初期~中期のこの段階は、AGAが発症して部分的に「細くて短い毛」が目立ち始めていますが、まだまだ改善する可能性が高いです。
オススメは、副作用の心配がなくAGAの進行を止めることができる「AGA育毛剤」です。
AGA育毛剤の特徴
- 通常の育毛剤とは違い、AGA対策成分がしっかり配合されている
- AGA治療にくらべて、かかる費用が安い
- AGA治療よりも改善に時間がかかる
- 副作用の心配がない
AGA治療よりもAGAの改善スピードが遅いのが難点ですが、副作用の心配なく「AGA対策」できるのが、AGA育毛剤の最大のメリットです。
実際にAGA育毛剤で、薄毛の改善に成功した人はとても多くいらっしゃいます。
DHTの生成を抑制する成分に注目
AGA育毛剤で注目するべき成分は、
- オウゴンエキス
- ヒオウギエキス
の2つです。
これらの成分は、頭皮の毛乳頭にある「5αリダクターゼ」の働きを阻害して「DHT」の生成を抑制します。AGA育毛剤に配合されている同じ作用のある成分の中でも特に高い効果が期待できます。
脱毛の指令をシャットアウトする成分に注目
次に注目する成分は、
- FGF-5S(M-034エキス)
です。
AGA育毛剤を使用しても、「DHT」の生成を完全になくすことはできません。そこで「DHT」が生成されたあとに、「脱毛の指令」を出させないようにする重要成分が「FGF-5S」です。
FGF-5Sは、脱毛の指令を出す「FGF-5」の働きを抑制する効果が期待できますので、髪の毛を「脱毛の周期」に移行させないように働きかけます。
オススメのAGA育毛剤は?
「DHTの生成を抑制する成分」と「脱毛の指令をシャットアウトする成分」が両方配合されている育毛剤がオススメです。
数多くの育毛剤の中で、DHTの生成を抑制する「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス」と、直接脱毛の指令を出すFGF-5の働きを抑制する「FGF-5S」がすべて配合されている育毛剤には、
- イクオス
- チャップアップ
の2つが該当します。
【イクオス】(+育毛サプリ)
毎月かかる費用:5,980~6,980円
「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス」をはじめ5種類のAGA対策成分や、脱毛の指令をシャットアウトする「FGF-5S(M-034エキス)」が配合されています。
一番人気の定期コースなら、AGAにも有効な「ノコギリヤシ」「亜鉛」が配合されている「イクオスサプリメントEX(定価6,980円)」が1,000円で付いてきますのでかなりお得です。
現存する育毛剤の中では、コスパ最強のAGA育毛剤です。
- 単品購入:8,980円
- イクオス定期:5,980円
- イクオス定期+育毛サプリ定期:6,980円
【チャップアップ】(+育毛サプリ)
毎月かかる費用:7,400~9,090円
「オウゴンエキス」「ヒオウギエキス」をはじめ、DHTの生成を抑制する成分を8種類配合。さらに、脱毛の指令をシャットアウトする「FGF-5S(M-034エキス)」もしっかり配合されています。
大人気の定期コースなら、「ノコギリヤシ」「亜鉛」が配合されている育毛サプリメント(定価5,980円)が格安で付いてくるのでかなりお得です。
- 単品購入:7,400円
- チャップアップ+育毛サプリ定期:9,090円
【レベル3推奨】
AGA治療薬
【AGAレベル3】は、AGAが発症してから長い年月が経過しているため、すでに「生え際」や「つむじ周辺」の薄毛がかなり進行しています。
ヘアサイクルが大きく乱れ、さらにヘアサイクルの回数も多く消費して「髪の寿命」が近づいているため、すぐに対策する必要があります。
AGA育毛剤の使用も良いのですが、より早くAGAを治すことができる「AGA治療薬」が最適。
使用するAGA治療薬は、
- フィナステリド系(プロペシアなど)
- デュタステリド系(ザガーロなど)
がおすすめです。
効果は抜群!でも個人差があります
AGA治療薬を服用しても、必ずAGAが治るわけではありません。
約80%以上に薄毛の改善が見られますが、残りの約20%の人は大きな効果を実感することができません。
「フィナステリド」は、「Ⅱ型5αリダクターゼ」だけに有効ですが、「デュタステリド」は、Ⅱ型だけではなく「Ⅰ型5αリダクターゼ」にも有効ですのでDHT生成を抑制する効果が高いです。
【AGA改善効果】
低 フィナステリド < デュタステリド 高
副作用がある
AGA治療薬は、副作用のリスクが伴います。およそ6~10%程度の人に、何かしらの副作用が起こるという臨床データがあります。(※まれに起こる副作用として、精力減退、勃起不全(ED)、胃の不快感、肝機能障害などが報告されています。)
デュタステリドは、フィナステリドよりも副作用のリスクがグンと高くなります。
【副作用】
低 フィナステリド < デュタステリド 高
AGA治療薬の選び方は?
「フィナステリド」と「デュタステリド」のどちらも病院やクリニックで処方してもらえますが、まずは副作用リスクの低い「フィナステリド」の使用をオススメします。
副作用がある薬ですので、AGA治療薬選びには細心の注意が必要。近年は「個人輸入代行」を利用する人も増えていますが、健康被害の報告も少なくはないようです。
何があってもすべて自己責任になってしまいますので、必ず病院やクリニックの医師の診断を受けて、最適なAGA治療薬を処方してもらいましょう。
AGA治療薬を服用するときの注意点
- まれに副作用(性欲減退など)が起こることを理解する
- 女性(特に妊娠中)が触れないようにする
- 医師の処方のもとで服用する
- クリニックで血液検査を受けてから使用する
AGA治療薬の処方は、AGAスキンクリニックがおすすめ
業界最大手の「AGAスキンクリニック」は、病院とは違い薄毛治療を専門にしているクリニックですので、医師の専門性の高さが特徴。
専門の医師が、個人の症状に合わせて、服用するAGA治療薬を提案してくれます。
「USP(製薬の品質基準を定めるアメリカの独立非営利団体)」の高い安全基準を満たしていますのでAGA治療薬の品質は抜群。400名の患者を対象にした調査では、6ヶ月間で99.4%が発毛を実感しています。
かかる費用が安い
無料でカウンセリングを受けることができ、3,400円から治療を受けることができますのでコストを抑えながら治療できます。
通いやすい
全国に店舗数が多く、他のクリニックよりも通いやすいのもポイントです。
さらに、初診時は医師の対面診療が必要ですが、次回からはクリニックに通わなくてもAGA治療薬を自宅に届けてくれる「スマホ遠隔診療」がとても便利です。
AGA治療薬の処方 料金
ファイザー(プロペシアジェネリック)
初回 3,400円、2回目以降 6,000円
プロペシア(フィナステリド)
初回 4,200円、2回目以降 7,000円
ザガーロ(デュタステリド)
初回 4,800円、2回目以降 8,200円

【レベル4推奨】
AGAメソセラピー、自毛植毛
この段階までAGAが進行している方は、髪の毛を元通りにすることは難しいです。
AGA発症~10年以上経過しているケースも多く、頭頂部とつむじの広範囲が「休止期の毛(生えていない毛)」と「うぶ毛」になっていますので、AGA治療薬を服用しても大きな効果を得られない可能性があります。
それでも髪の毛を復活させる方法がないわけではありません。
AGAメソセラピー
AGAメソセラピーを受けながらAGA治療薬を服用することで、ある程度の効果が期待できます。
ただし、継続的にAGAメソセラピーを受けるためにはかなりの費用が必要になりますので、それだけの経済力が必要になります。
AGAメソセラピーの注意点
・継続すると費用が高額になる
・クリニックによってメソセラピーに違いがある
・信頼できるクリニックを選ぶ
AGAメソセラピーなら「AGAスキンクリニック」
AGAスキンクリニックのAGAメソセラピー(Dr'sメソ)は、オリジナルの発毛カクテル(発毛成長因子複合体IGF-1・bFGF・VEGFなど)を頭皮に直接注入することで、止まっている成長シグナルを正常に戻し、薄毛の改善を図る治療方法です。
薄毛治療専門で、多くの患者を治した実績がありますので、信頼できます。無料カウンセリングを実施していますので、専門の医師から治療内容について詳しい説明を受けることから始めましょう。
自毛植毛
他の方法としては、自毛植毛が考えられます。
自分の毛を薄くなった部位に植える方法で、定着率が高いため見た目が大きく改善できます。
定着した毛はAGAの影響を受けることなく、伸びたり抜けたりを繰り返します。ただ、植毛の場合は保険が適用されないため、範囲によっては100万円以上のコストがかかります。
植毛の注意点
・保険が適用されないため、費用が高額になる
・クリニックによって施術方法が大きく違う
・範囲が広い場合は、1回では完了しない
・クリニック選びは重要!信頼できるクリニックを選ぶ
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