ストレスはハゲの原因?
【少しの工夫でストレスレスに】

ストレスを感じる男性ストレスで禿げるという話は昔から有名ですよね。実際にストレスで毛が薄くなった人をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

本来「ストレス」は、「物に圧力を加えることで生じるゆがみ」の意味で使われる物理学の専門的用語でしたが、今ではすっかり定着していることからも、現代人がそれだけストレスと密接な関係にあることが分かります。

ストレスはハゲの原因になる

自律神経のバランスが乱れる

ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れます

この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

交感神経は活動的な時にはたらき、副交感神経は休息時に働きます。これをバランスよく繰り返して人間は正常な状態を維持できるのです。

しかし、ストレスを抱えているとバランスが崩れ、交感神経ばかりが働くようになります。

血管が収縮する

交感神経のはたらきで血管が収縮されて血圧が上昇します。頭皮の毛細血管が収縮し血行が悪くなると、毛母細胞に十分な栄養を届けることができなくなりますので、ストレスは抜け毛や薄毛の原因とされています。

育毛に役立つ成分の吸収率が低下

自律神経のバランスが崩れると内臓機能が低下します。

髪の毛を作るために必要な「たんぱく質」や「亜鉛」などの栄養分の吸収率が悪くなり、髪が栄養不足になってしまいます。

活性酸素が多く発生

ストレスを感じると、脳はストレスによる緊張を和らげるため「副腎ホルモン」を分泌します。この副腎ホルモンが分泌される課程で、体の中で多くの活性酸素が発生してしまいます。活性酸素は、細胞のはたらきを弱めてしまいますので、頭部の毛母細胞にも悪い影響をもたらします

毛母細胞のはたらきが弱まると、抜け毛が増えて薄毛が進行してしまいます。

ストレスによる薄毛を防ぐための工夫

日常生活でストレスをため込まない工夫

こまめに発散する

ストレス発散というと、お酒、カラオケ、スポーツなど色々思い浮かびますが、そもそもため込まなければ発散しなくてもいいのです。

ストレスをため込んで、爆発するように発散するのではなく、毎日こまめに発散するように心がけましょう。お風呂に長く使ったり、何も考えずに音楽を聴く時間を作ったりと、ちょっとした工夫でストレスをこまめに発散できます。

睡眠の質を高める

睡眠の質を高めることで、ストレスを発散できます。

入浴後のリラックスした状態で、寝不足にならないように質の高い睡眠をとる習慣を続けましょう。

当サイトでは、「睡眠とハゲの関係」について詳しく説明していますので、参考にしてください。

考え方を変えてストレスをためない工夫

人間関係のストレスは厄介です。

しかし、受け方を変えることでストレスを緩和できます。

たとえば、

  • 嫌味を言う人は「負けず嫌いで毎日辛いんだろうな」
  • ホラばかりいう人は「強がらなければ相手にされないかわいそうな人」

など、言葉は悪いですが考え方を変える工夫をすることで、ストレスがいくらか緩和されると思います。


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