【AGA治療薬】
効果や副作用、入手方法など分かりやすく解説

AGA治療薬の処方

AGA治療薬とは、医学的にAGA(男性型脱毛症)を治す薬です。

AGA治療薬を服用する「内服療法」や、直接頭皮に塗布する「外用療法」があります。


【AGA治療薬】って?

AGA治療薬

AGA治療薬とは、AGA(男性型脱毛症:androgenetic alopecia)の治療を目的として使用される薬です。

AGA治療薬の主成分

錠剤の薬AGA治療薬の主成分は、

  • 内服薬の「フィナステリド」
  • 内服薬の「デュタステリド」
  • 外用薬の「ミノキシジル」

の3つです。

AGA治療薬の【効果】

フィナステリドの効果

AGAの原因「DHT」の生成を抑制

AGAの原因として最大リスクとされるのが脱毛物質「DHT」です。

DHTには、髪が成長する期間(成長期)を短くする作用がありますので、毛髪が太く強く成長できなくなります。

この「DHT」は男性ホルモン「テストステロン」と、「5αリダクターゼ」と呼ばれる還元酵素によって生み出されます。

DHT生成のメカニズム

ヘアサイクルのイメージAGA治療薬の「フィナステリド」には、頭皮の毛乳頭に存在する還元酵素「Ⅱ型5α-リダクターゼ」のはたらきを阻害する作用があります。

この作用によって、AGAの原因である「DHT」の生成を抑制することができますので、AGAによって乱れたヘアサイクルの正常化に効果を発揮します。

DHT抑制のメカニズム

1997年にアメリカ食品医薬品局(FDA)によって正式にAGA治療薬として認可されています。

フィナステリドの効果の図解

薄毛男性の80パーセント以上に効果がある

フィナステリドの効果は臨床試験でも認められており、継続して服用したところ、98%の人に3年間の抜け毛予防効果が確認されました。

さらに、3年間使い続けたところ、80%近くの人に増毛効果があったことから、AGA治療に有効な「特効薬」として世界中で使用されています。

誰もが使えば毛が生えてくるような「万能の毛生え薬」ではありませんが 、AGA治療のなかでは群を抜いた効果が期待できるのは間違いありません。

あくまで参考までにですが、4人に1人は大きな効果、2人はまあまあ効果を実感、残り1人はそれほど効果がないと言われています。

デュタステリドの効果

デュタステリドは、毛乳頭に存在する「Ⅱ型5αリダクターゼ」だけではなく、体のあちこちの皮脂腺に存在する「Ⅰ型5αリダクターゼ」の働きも阻害します。

フィナステリドと比較すると、AGAの原因である「DHT」の生成を抑制する効果が高い高いことが分かります。

血中DHT抑制効果
フィナステリド70%、デュタステリド90%

頭皮のDHT抑制効果
フィナステリド40%、デュタステリド50%

フィナステリドを長年服用しても、AGAの進行を食い止めるのがやっとの状態だった人が、デュタステリドのAGA治療薬を服用し、毛髪が強く太く成長したという事例が多く報告されています。

デュタステリドの効果の図解

ミノキシジルの効果

血管を拡張し、血行を促進

ミノキシジルには、頭皮に塗布することで一時的に血管を拡張させる作用があります。血管が広がると血液の流れが良くなりますので、より多くの栄養を毛乳頭に届けることができるようになります。

ミノキシジルは、発毛・育毛効果が厚生労働省に認められています。

細胞分裂を活性化

ミノキシジルには、頭皮の毛根にある「毛母」の細胞分裂を活性化するはたらきがあります。

細胞分裂が活性化することで、髪の成長を促進する効果が期待できます。

日本皮膚科学会が認める効果

  • フィナステリド
  • デュタステリド
  • ミノキシジル

の3つの成分は、日本皮膚科学会のガイドラインでは、

  • 推奨度A(男性型脱毛症)

とされています。

推奨度は、 日本皮膚科学会が実際に男性型脱毛症の患者数千人に対して行った比較試験のデータをもとにした評価です。現在、最高ランクの推奨度「A」はAGA治療薬のみです。

ランク「A」の推奨分は、

  • 内服を行うよう強く勧める
  • 外用を行うよう強く勧める

と記載されていますので、AGAに有用な方法の中でも、現在はAGA治療薬が一番高い効果が期待できることが分かります。

日本皮膚科学会のガイドライン【2017】

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
参照:日本皮膚科学会「ガイドライン」

作用機序【参考動画】

ヘアメディカルの「AGA治療の効果 」の動画では、AGAの仕組みとAGA治療薬の作用について解説されています。


  • 動画時間:2分16秒【~1分11秒:AGAの仕組み、1分12秒~:AGA治療薬の作用】

AGA治療薬の【種類】

【種類1】
フィナステリド

フィナステリド

フィナステリドにはどんな種類がある?

プロペシア

プロペシア日本でも2005年10月に厚生労働省の認可を受け、MSD(旧:万有製薬)が「プロペシア」の名前で医療機関向けの販売がスタートしました。

プロペシアはフィナステリドを開発した米国の製薬メーカー「メルク社」のオリジナル医薬品で、日本で初めてAGA治療薬として製造・販売が認可されたフィナステリド錠です。

そのため、一昔前までは、育毛外来を利用した場合に処方されるのはプロペシアだけでした。最近では、他のAGA治療薬も処方されるようになりましたが、今でも一番有名なAGA治療薬と言えます。

フィンペシア、エフペシア

海外では、「プロペシア」と同じ成分を同じ量配合した「ジェネリック医薬品」が数多く製造されています。

たとえばインドの製薬メーカー「シプラ社」が作った「フィンペシア」や、その改良版である「エフペシア」などが代表的な例として挙げられます。(※正式にはコピー医薬品

どちらも同じメーカーが製造した「プロペシア」のジェネリック医薬品ですが、「フィンペシア」には発がん性が疑われていた着色料(キノリンイエロー)が使用されていたことから、後にキノリンイエロー不使用の「エフペシア」が誕生しました。

ただ、現在販売されている「フィンペシア」にもすでにキノリンイエローは使われていませんで、現時点ではまったく違いはありません。

ファイザー

日本国内では、処方されるAGA治療薬はプロペシアのみでしたが、2015年2月19日に大手製薬メーカーである「ファイザー株式会社」がフィナステリドの製造販売承認を国内ではじめて取得しました。

プロペシアのジェネリック医薬品「ファイザー」として製造・販売され国内のAGA治療に役立てられています。

FCI

プロペシアジェネリックのFCIは、「富士科学工業株式会社」が2018年1月25日に男性型脱毛症薬としての製造販売承認を取得した新しいAGA治療薬です。フィナステリド錠0.2mgと1.0mgの2種類が全国のクリニックや病院で処方されています。

ジェネリック医薬品って?

「ジェネリック医薬品」とは、後発医薬品のことです。

フィナステリドの場合、最初に開発された「プロペシア」がオリジナルの先発医薬品で、以降に製造・販売されたフィンペシアやファイザーなどはすべてジェネリック医薬品に分類されます。(正式には、フィンペシアはコピー医薬品ですが、ジェネリック医薬品と呼んでも問題はありません。)

ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ成分を使用し、同じ製法で作られていることが多いため、効果・効能はオリジナルとほぼ同じと言われています。

莫大な研究開発費が発生した「先発医薬品」と比べて、ジェネリック医薬品はコストがかからないため、オリジナルよりも安価な値段で販売されてます。

他にもジェネリック医薬品はたくさん

フィナステリドが主成分のジェネリック医薬品は、フィンペシア、エフペシア、ファイザーの他にもたくさんあります。

プロペシアのジェネリック医薬品

  • フィンペシア(インド)
  • エフペシア(インド)
  • ファイザー(日本:ファイザー株式会社)
  • サワイ(日本:沢井製薬)
  • トウワ(日本:東和薬品)
  • クラシエ(日本)
  • ハリフィン(タイ)
  • フィライド(タイ)
  • レジェン
  • フィナロイド(フィリピン)
  • フィナロ(インド)
  • フィナバルド(インド)・・など

フィナステリド錠の生産国の違いは?

生産国のイメージフィナステリド錠のオリジナルであるプロペシアは、米国の製薬メーカー「メルク社」によって開発されました。

米国では特許期限がおよそ20年もうけられるため、1990年代後半に開発されたフィナステリドの特許が切れるまでは、ジェネリック医薬品を製造・販売することはできません。

インドのジェネリック医薬品は販売できる

インドでは成分特許が存在しないため、例外としてフィナステリドのジェネリック医薬品を製造することが可能となっているのです。(※プロペシアの国際特許が無効になる前に開発された後発医薬品は、正式には「プロペシアのコピー医薬品」という位置づけです)

実際、フィナステリドのジェネリック医薬品として有名な「フィンペシア」や「エフペシア」は、インドの大手製薬メーカー「シプラ社」が製造販売しています。

海外のジェネリック医薬品は安全面が不安

製造国が異なっていても、成分や製法に違いはありませんので、日本産であってもインド産であっても、主成分は同じです。

ただし、主成分以外の配合成分には違いがあります。

すべての成分名を表記しなくても良い国もありますので、「主成分の他に何が入っているのか分からない」という点で、安全性が懸念されています。

【種類2】
ミノキシジル

ミノキシジル

ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として開発された医薬品ですが、副作用として患者に「多毛症」があらわれたことから、一転してAGA治療に利用されるようになりました。

近年では、「フィナステリド」との併用を推奨するクリニックも増えています。

日本で使用が許可されているのは「外用薬」のみ

AGA治療薬の「ミノキシジル」には頭部に直接塗る外用タイプと、内服タイプの2種類がありますが、日本では厚生労働省に認められているのは「外用薬」のみです。

内服タイプのミノキシジル(ミノキシジルタブレット)は、発毛・育毛目的の使用はもちろん、本来の「血圧を下げる(降圧薬)」としての使用も認められていません。

さらに、日本国内では、製造や販売も禁止されています。

ミノキシジルの種類

クリニックのミノキシジル(外用薬)

クリニックのミノキシジルは医師の管理が必要な「医療用医薬品」に分類されます。医師の診断を受けることで、治療の目的で処方してもらえます。

クリニック独自のミノキシジルを処方していることも多く、それぞれ配合量に違いがあります。

オリジナルのミノキシジルといっても、違いはミノキシジルが何%配合されているかだけですので、中身は同じです。

ミノキシジルタブレット(内服薬)

通称「ミノタブ」と呼ばれる内服薬です。

日本ではミノキシジルの内服は厚生労働省に認められていません。通販やドラックストアでの販売は禁止されていますので、主に個人輸入を利用して入手することになります。

※医師が自らの責任においてミノタブを処方しているクリニックもあります。

ただし、内服薬は外用薬よりも副作用のリスクが高く、重篤な副作用の報告もありますので服用はおすすめしません。

市販の発毛剤(医薬品)

市販の発毛剤は、一般用医薬品に分類されます。

世界初のミノキシジル外用発毛剤の「ロゲイン」と同じ成分の、大正製薬の「リアップ」シリーズ、アンファーの「スカルプDメディカルミノキ5」、ロート製薬の「リグロEX5」などが国内で製造され、通販や全国のドラッグストア等で販売されています。

海外のロゲインジェネリックでは、コストコ系列のプライベートブランド「カークランド」や、アメリカの「フォリックス」、インドのシプラ社の「ツゲイン」など、ミノキシジルが5%より多く配合されている発毛剤があります。

ミノキシジル5%が主流ですが、中には「フォリックスFR16」のようにミノキシジルが16%も配合されている発毛剤もあるのですが、効果にくらべて副作用のリスクがかなり上がりますので、使用には注意が必要です。

【種類3】
デュタステリド

デュタステリド

デュタステリドは、2015年9月にAGA医薬品として厚生労働省に認可された成分です。

全国の病院やクリニックで「デュタステリド」が主成分のAGA治療薬(ザガーロ)が処方されるようになり、注目されています。

認可されているのは、日本と韓国

2015年に、デュタステリドが主成分のAGA治療薬「ザガーロ」が厚生労働省に認可されました。

ただし、デュタステリドがAGA治療薬として認可されているのは、日本と韓国だけです。

世界で認められる日も近い?

ザガーロ製造元のグラクソスミスクライン社は、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けるための試験を受けているようですが、2018年現時点では治療薬としての認可が降りていません。

FDAの試験はフェーズ1~3の3段階あり、現在はフェーズ3まで進んでいるようですので、近い将来デュタステリドが世界的にAGA治療薬として認可されるかも知れませんね。

  • フェーズ1:人に対する毒性や体内の作用を検証
  • フェーズ2:対象患者の治癒・予防効果を検証
  • フェーズ3:薬の安全性と効果を立証し、投与量の適量を決定

デュタステリドのAGA治療薬

ザガーロ

日本国内では、2016年の夏に「ザガーロ」という商品名でクリニックや病院で処方されるようになりました。ただし副作用の報告もフィナステリドよりも高いので、服用には注意が必要です。

アボルブ

アボルブは前立腺肥大症の薬として認められている薬です。現在はAGA治療薬として認可されていますが、適応症はあくまで前立腺肥大症です。ザガーロと同じく、高いAGA改善効果が期待できる一方、副作用のリスクが高いです。

ジェネリック医薬品

現在は「ザガーロ」のジェネリック医薬品はありませんので、「アボルブ」のジェネリックのみとなります。

アボルブのジェネリック医薬品

  • デュタプロス
  • デュプロスト
  • デュタス

AGA治療の【期間】

AGA治療の期間

フィナステリド錠を使った治療では、効果を実感するまでに早い人で約3ヶ月、遅い人では6~8ヶ月かかるといわれています。

最初の3ヶ月までは抜け毛の減りを実感、その後数ヶ月で発毛を実感するケースが多いようです。

また、髪の毛が生えたからといって、服用を中断するとAGAは再び進行します。そのため、効果を持続したい方は継続して使い続ける必要があります。

治療の終了は自分で決める

治療を始めてからずっと毛が濃くなり続けるわけではありません。およそ1年~2年までに現れた効果でAGA改善の限界が分かると考えられています。

1~2年経過したあとは、その状態を維持する為の治療になります。そのためAGAの治療終了は医者ではなく自分で決めることになります。

AGA治療薬の【費用・料金】

AGA治療の費用・料金

AGA治療は美容目的の治療(自由診療)になりますので、医療保険の適用外となります。

そのため病院やクリニックで処方されるAGA治療薬も全額自己負担になります。

AGA治療薬の値段は各医療機関で自由に設定できるため、処方してもらうところによって金額に違いがあります。

病院や皮膚科、AGAクリニック、個人輸入でかかる費用をそれぞれご紹介します。

【病院や皮膚科】はいくらかかる?

診察代

病院や皮膚科で診断してもらった場合、診察料が2,000円程度かかります。

治療薬の費用

プロペシアは保険が適用されず1錠あたり約250円程度かかりますので、プロペシアの薬代は1ヶ月分で約7,500円程度です。

【個人輸入代行】はいくらかかる?

悩む男性個人輸入代行のプロペシアの価格は、

  • プロペシア(アメリカ版30粒):約5,000~5,500円
  • プロペシア(オーストラリア版30粒):約4,000~4,500円

プロペシアのジェネリックは、

  • フィンペシア(30粒):約2,000~2,500円
  • エフペシア(30粒):約2,000~2,500円

で購入できます。

病院やクリニックの処方よりも安いのが特徴ですが、個人輸入代行は、副作用の心配や、偽物のリスク、品質面での不安はつきものです。

重篤な副作用が起きても、すべてご自身の責任になりますので、個人輸入の利用はやめましょう。

【AGAクリニック】はいくらかかる?

喜ぶ男性AGAクリニックでは、プロペシアの他にも、ファイザーやザガーロなど個人の原因に合わせてAGA治療薬を処方してくれます。

初診料

AGAクリニックで治療を開始する場合は、初診料として約3,000~5,000円かかります。

遺伝子検査や血液検査の費用

遺伝子検査や、血液検査を実施しているAGAクリニックがあります。

  • 遺伝子検査:約20,000円
  • 血液検査:約5,000円

AGA治療薬の費用

金額はAGA治療薬によって差がありますが、

  • ファーザー:6,000円程度
  • ザガーロ:8,000円程度
  • プロペシアは:7,000円程度

です。また、はじめてAGA治療を受ける人は、AGA治療薬を安く処方してもらえるAGAクリニックも増えています。

AGA治療薬【使用時の注意点】

AGA治療薬を使うときの注意点

フィナステリド錠の注意点

×印のポーズの女性女性が触れてはいけない

フィナステリドは男性のみに効果を発揮するAGA治療薬ですので、女性が服用しても意味がありません

それどころか、妊娠中の女性が摂取すると、胎児の生殖器に異常が出てしまう恐れがありますので、パートナーが妊娠している男性は、しっかりと管理する必要があります。

また、皮膚から吸収されることを考えると、女性が触れることも避けたほうがいいです。子作り中の男性が服用しても問題はありませんが、摂取量は必ず守るようにしましょう。

服用中は献血できない

フィナステリド服用中は、献血ができません。

服用後はフィナステリドが体内から消失するまでの1ヶ月間献血ができませんので、注意が必要です。

ミノキシジルの注意点

アレルギーが起こることも

これまで薬を服用して何らかのアレルギーが起こったことがある方は注意が必要です。

また、ミノキシジルの成分でアレルギーが起こる可能性もありますので、異常を感じた場合はすぐに使用を止めて医師に相談しましょう。

高血圧、低血圧の治療を受けている

ミノキシジルの血管拡張作用により、血圧に影響を与えるため使用できません。

高血圧でミノキシジルを使用すると、動脈の血管が広がりますので血流がよくなり血圧が下がりますが、静脈の血管にはあまり影響しないため、動脈から静脈に流れ込む圧力がまし、心臓に負担がかかってしまいます。

低血圧の方は、血管が広がることでさらに血圧が下がってしまいますので、血流が悪くなる可能性があります。

未成年と高齢者は使用できない

20歳未満と65歳以上の高齢者はミノキシジルを使用できません。

特に、65歳以上で現在通院中の病気がある方は、絶対に使わないように注意しましょう。

デュタステリドの注意点

副作用のリスクが高い

デュタステリドは、フィナステリドの上位互換のAGA治療薬とも言えますが、フィナステリドよりも副作用のリスクが高いことが、国内の臨床試験の副作用データで証明されています。

女性は絶対に触れないように

デュタステリドは女性が飲むのはもちろん、触れるのも厳禁です。

特に妊娠中の女性が触れると、胎児の生殖器に異常がでるなど、主な理由はフィナステリドと同じですが、作用が強いためフィナステリドよりもリスクが高いです。

服用する場合は、女性が触れないようにしっかりと管理する必要があります。

献血できない期間が長い

フィナステリドと同じく、デュタステリド服用中も献血ができません。

献血できない期間はフィナステリドの1ヶ月に比べ、デュタステリドは6ヶ月間です。

AGA治療薬の【副作用】

AGA治療薬の副作用

AGA治療薬(フィナステリド)は元々は前立腺肥大の治療薬ですので、AGA治療に使われるものではありませんでした。そのため、発毛も副作用の一種といえます。

ただし、他にもまれに副作用が報告されています。

身体的な副作用

副作用としては、精力減退、勃起不全(ED)、胃の不快感などが報告されています。

勃起不全、性欲減退、乳房障害、肝機能異常、射精障害、浮動性めまい、ほてり、悪心、胃不快感、血中尿素増加、倦怠感、高血圧、耳鳴、頭痛、発声障害、便秘、蕁麻疹

精力減退、勃起不全(ED)などは男性にとっては重大な副作用ですが、フィナステリドには性欲を司る男性ホルモン「テストステロン」に直接作用するはたらきがないことから、理論的には性欲減退の副作用は起こりえないという説もあります。

国内の臨床試験では、20~50歳のAGA男性(約400人)に

  • フィナステリド1mg投与
  • フィナステリド0.5mg投与
  • 偽薬投与

の3つのグループに分けて臨床試験を行ったところ、

プラセボ(疑似薬)を使った時と変わらない6%の確率で何らかの副作用が確認されたようですので、実際にはほとんどの方には副作用が現れないと考えて良いでしょう。

ただし、これまで重篤な副作用は報告されていませんが、国内でプロペシアを製造・販売しているMSDによると、肝機能障害が起こりえる可能性もゼロではないことから、2007年より「重篤な副作用」として記載されるようになっています。

また、ディタステリドはAGA改善効果が高い分、国内の臨床試験の副作用データでフィナステリドよりも副作用のリスクが高いことが報告されていますので、服用には注意が必要です。

万が一副作用が現れた場合は、服用を一時中断するか、医師に相談するようにしましょう。

初期脱毛

初期脱毛とは、AGA治療薬を服用して一時的に抜け毛が増える症状です。

「初期脱毛」のメカニズム

AGA治療薬の作用により、「休止期(成長するための準備期間)」の髪の毛が、「成長期(伸びる期間)」へと移行します。その過程で、成長が終わった髪の毛を押し出すため、通常よりも抜け毛が多くなります。

次に新しい毛が生えてくる準備の段階で、やがては抜ける髪の毛が予定より早く抜けてしまうために起こる症状ということですね。

ただし、AGA治療薬を使用しても万人に起こるわけではなく、ほとんど起きなかったという報告もあり、個人差があることが伺えます。

初期脱毛の「期間」や「本数」

初期脱毛は、AGA治療薬を使い始めてから1~2週間あたりから始まり、2週間ほど続くケースが多いようです。長い人では1~2ヶ月間も続く報告例もあります。

初期脱毛で抜ける本数は、約100~200本ほどとされています。多い人では300本が抜けることもあるそうです。(通常の抜け毛は1日50~100本程度です。)

自分で判断しないで担当医に相談しましょう

使用する「AGA治療薬」が体質に合っていない場合には、

  • 脱毛の症状が長く続く
  • 抜ける本数が多すぎる
  • かゆみや炎症がともなう

など、「初期脱毛」以外の原因で脱毛が起こる可能性もあります。

いずれにせよ、AGA治療薬を服用して抜け毛が増えた場合は、自分で判断せずに担当医に相談しましょう。

AGA治療薬の【入手方法】

AGA治療薬の入手方法

AGA治療薬の入手方法は「医療機関の処方」と「通販で購入」の2つです。

【方法1】
通販で購入(個人輸入代行)

AGA治療薬は「楽天」や「amazon」などの大手通販サイトでは取り扱いできませんので、通販で購入したい場合は、個人輸入代行を利用します。

最近では、誰でも許可を取れば海外の医薬品を安価で個人輸入することができるのですが、「購入の手間」や、「言語力の壁」があるため、なかなかスムーズに輸入することは難しいと言えます。

そこで、海外の企業・メーカーと購入者を仲介し、スムーズに輸入ができるように間に入ってくれるのが個人輸入代行業者です。

個人輸入代行は、一般的な通販での購入とほとんど違いがありません。

費用は安いが問題点も多い

個人輸入代行業者に手数料を払うことで、AGA治療薬をスムーズに輸入することができます。しかし、個人輸入代行には、

  • 健康被害のリスク
  • 正規メーカーの偽造商品
  • 衛生面

など問題視されているリスクがあります。

厚生労働省も個人輸入の危険性を指摘

厚生労働省は個人輸入について、

  • 品質の保証がない
  • 不衛生な場所や方法で製造している可能性
  • 虚偽、または誇大な効果、安全性を記している可能性
  • 偽造製品の可能性
  • 副作用、不具合への対処が困難

など、個人輸入の危険性を指摘しています。

医薬品の個人輸入は、メリットよりもリスクが大きいため、利用する場合は自分一人の問題ではないため、家族や医師、薬剤師に相談して決めるよう勧めています。

(※参照:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

利用するなら、信用できる個人輸入代行を選ぼう

国内で製造されるAGA治療薬を含む医薬品のすべては薬事法に基づいて販売されているため、品質、有用性、安全性が十分に確認されています。

しかし、海外では日本の薬事法は適用されませんので、品質や安全性が心配です。

個人ではどれが本物で安全であるかの判断が難しいため、トラブルが後を絶たないのですが、輸入代行業者を利用することで上記のリスクを回避することができます。

最も重要なのは、星の数ほどある代行業者の中から信用できる個人輸入代行業者を選ぶことです。

「オオサカ堂」

通販のAGA治療薬個人輸入代行業者を利用するなら「オオサカ堂」がおすすめです。

個人輸入代行の最大手で、口コミでの評判が高くリピーターも多いため、信用できます。

AGA治療薬が安価で入手できますので、興味ある方は是非ご覧下さい。

ただし、やはり健康被害が心配ですので、予め病院やクリニックの「血液検査」でAGA治療薬を使っても問題がないかを検査してからの利用をお勧めします。

【方法2】
病院・クリニックの処方

診察最近はTVCMでも「AGAの治療は医師へ相談!」というフレーズを耳にする機会が多くなりました。

AGA治療ができる病院やクリニックは年々増えており、病院でAGA治療を始める人も年々増えています。

病院やクリニックでは、AGA治療薬を使っても問題がないかを診断した上で、自分に最適なAGA治療を提案してくれますし、副作用や使用時の注意点についても詳しく説明してくれますので安心です。

医療機関によってAGA治療の方法が違いますので、しっかりと治療内容を把握し、納得のいく上で治療を始めましょう。

AGA専門クリニックがベスト

笑顔の男性AGAクリニックは、AGAを専門に治療している医療機関です。

総合病院や皮膚科の先生は、AGAだけではなく他の様々な症状の患者を診なければいけませんので、AGAを専門にしているクリニックの医師のほうが、より正確な治療を提案してくれます。

診断やカウンセリングを無料で提供しているクリニックも増えていますので、医療機関でのAGA治療を考えている方は、まずはクリニックの無料カウンセリングを受けてからAGA治療を再考すると、金銭的リスクも少なく済みます。

このページのまとめ

    まとめイメージ
  • AGA治療薬は、5αリダクターゼのはたらきを阻害するための薬
  • AGA治療薬には、「フィナステリド」、「ミノキシジル」、「デュタステリド」がある
  • AGA治療薬の効果を実感するためには、早い人で3ヶ月、遅い人は6~8ヶ月かかる
  • かかる金額は、「病院や皮膚科の処方」で約7,500円(初回は診察料2,000円)、「個人輸入代行」は約2,000~5,500円、「AGAクリニック」は約3,400~7,000円(初回割引、診察料0円、血液検査0円などクリニックによって差がある)
  • AGA治療薬は、医師の処方が安心。専門性の高いAGAクリニックがオススメ

このページの先頭へ