【育毛業界が震撼】
毛包を培養して増やす技術「毛包器官再生医療」が凄すぎる

毛包培養

本当にこの世からハゲがいなくなるかもしれないとんでもないニュースが舞い込んできましたね!

2018年6月4日に理化学研究所と、再生医療ベンチャー企業のオーガンテクノロジーズが髪の毛を作る「毛包」を人工的に作る技術を世界ではじめて確立したとの発表がありました。(※参照)

最近は育毛業界もこの話題でひっぱりだこではないでしょうか。

髪の毛を作る「毛包」を増やせるとなると、どんなに禿げている人でも「毛包」を頭に移植するだけで髪がフサフサになれます。

今はまだ動物実験の段階ですが、2020年を実用化のめどにしているとのこと。

私たちがこの技術を当たり前に利用する時代は、まだまだ先だとは思いますが、いま薄毛と毎日格闘している方にも明るい未来が待っているかもしれませんね。

育毛の常識が大きく変わる

この技術が実現すれば、いまの発毛・育毛の主流となっている手段がすべて消えてなくなるほどのビッグニュース。

髪の毛を培養して移植すると確実に生えてくるわけですから、副作用のリスクがある「AGA治療薬」や、後頭部の広範囲を切り取る「植毛」、改善に時間がかかる「育毛剤」などはすべてなくなる可能性まで考えられます。

当然、増毛やカツラなどを利用する人もいなくなることでしょう。

将来、薄毛に悩む人など全くいない時代が本当に訪れるのかもしれませんね。

毛包増殖技術のすごいところ

例外なくフサフサになれる

今、薄毛に一番効果が期待できる「AGA治療薬」でも効果を実感する割合はおよそ8割程度。

しかし、毛包を培養する技術では、ほぼすべての人の髪の毛が再生します。

しかも、ほんのちょっとの細胞から5000~10000万本分の毛包の「タネ」を作ることができるのです。

この10000万本って数、ピンと来ない方もいらっしゃるかと思うので補足説明すると、1000本の植毛や増毛で小さな部位ならほぼカバーできる量です。つむじの薄毛や前髪がスカスカな人でも1000本の植毛で地肌が隠れ、薄毛に見えなくなります。

生え際とつむじ周辺の両方の薄毛がかなり進行している人でも、3000本でほとんどの薄毛をカバーすることができます。

となると5000~10000本を移植すると、どれだけ薄毛が広範囲でも全く問題なくフサフサになれます。

しかも、年齢問わず。AGAが発症してから長い年月が経過している人でも髪の毛が生えてきます。

毛包増殖技術の残念なところ

実用化しても費用が高すぎる可能性大

なんでも最初は費用が高いです。

2020年に実現したとしても、培養と移植にはかなりの費用がかかることが想定できますので、おそらく私たち庶民には手が出せない金額だと考えます。

個人的には、1000万円以上かかることも考えられると思っています。

施術できる場所が限られる可能性

実装してすぐにクリニックで採用・・と言うことにはなりません。

おそらく、理研の施設でしかできず、予約が殺到し数年待ちなんて可能性も。

【結論】実用化から数年経ったときに再検討

金額が安くなってから

金額が高すぎるのは、おそらく間違いありません。

これが本当にスゴイ技術なら、将来的には間違いなくハゲに悩む皆さんの常識となっているでしょう。

世の中の常識となったときには、最寄りのクリニックでも施術できるようになるかもしれませんので、保険がきかない自由診療でもかなり費用が安くなるはず。

そのときに改めて検討してみるのが良いのではないかと考えます。

思わぬ欠点が見つかる可能性も

実用化されたあとに、万が一、技術になにか穴があった場合はすぐに飛びついた人は後悔する羽目に。

初めは失敗のリスクも高いので、今の植毛のように、数多くの実績を積み重ね、実際に成功した症例が多く出回ってからでも遅くはありません。

実用化前の現在、何をやるべきか

実装されて常識化するのはまだまだ先の話。

待ち遠しい気持ちもありますが、まずは今できる薄毛対策に真剣に取り組み、自分の薄毛を進行させないように努め、改善を目指すのが賢明です。

薄毛の範囲によって金額が大きく変わることは間違いありませんし、万が一実装されない可能性もありますからね。

当サイトでも「AGAを治す方法」をご紹介していますので、参考にしてください。

AGA対策2STEP解説


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