育毛シャンプーの選び方紹介
現在数多くの育毛シャンプーが販売されていますので、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いですよね。
育毛シャンプー選びで見るべきポイントは、無添加とアミノ酸系です。
無添加の育毛シャンプー
市販のシャンプーには物持ちをよくする防腐剤や、香りを良くする香料、仕上がりを良くするシリコンなどの添加物が多く配合されています。
これらは育毛のためには不必要なものですので、頭皮に優しい無添加の育毛シャンプーがおすすめです。
防腐剤
市販のシャンプーで使われる防腐剤には、
- 安息香酸ナトリウム
- 酸化防止剤
等があります。
安息香酸ナトリウム
安息香酸ナトリウムは菌やカビの繁殖を抑制する効果があるため、化粧品だけでなく食品、清涼飲料水にも利用される保存料です。
主に口から摂取した場合の危険性が注目されていますのでシャンプーや化粧品に配合されていても本来ならそれほど危険な物ではありません。
ただし、配合量は1%以内と決められていることから、頭皮に良い物ではないのは明白です。
酸化防止剤
酸化防止剤は、その名の通りシャンプーが空気に触れることによって酸化して品質が低下するのを防ぐ目的で配合される添加物です。
酸化防止剤は、頭皮環境の悪化や、頭皮トラブルによる抜け毛・脱毛のリスクが危険視されていますので、育毛の大敵とも言える成分です。
シャンプーの容器には「酸化防止剤」ではなく、
- ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)
- ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
- トコフェロール
- アスコルビン酸
- エリソルビン酸ナトリウム
- 亜硫酸ナトリウム、カリウム
- 没食子酸プロピル
- 二酸化硫黄
などと表記されていますのでご注意くださいね。
香料
良い匂いをつけるために配合される香料は、育毛においては無駄な化学物質です。
薬局やドラッグストアで販売されている市販のシャンプーには今でも数多く配合されていますが、最近は頭皮に無害な天然成分のバラやローズマリーなどで香り付けしたシャンプーも増えていますので、育毛シャンプーにはあまり使われないようになっています。
シリコン
シャンプーに気を使う人なら「ノンシリコン」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
成分表記は、ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シラン、シリル、シロキなど。これらが配合されているとシリコンシャンプーに分類されます。
ノンシリコンシャンプーとは、シリコン(正式名称シリコーン)が入っていないシャンプーのことを指します。
シリコンは髪のキューティクルに付着して、つやを出したり、手触りをよくするコーティング剤ですので、ひと昔前は髪の手触りや見た目が向上するため、女性用のシャンプーを中心に多くのシャンプーに配合されていました。
しかし、近年はシリコンは頭皮環境を悪化したり、毛穴を詰まらせたりと悪影響が注目されています。本来シリコンはそれほど悪いものではありませんが、シャンプーに必要なものでもありませんので、ノンシリコンに注目が集まっていると考えられます。
特に育毛観点ではプラス要素はありませんので、ノンシリコン系のシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系のシャンプーを選ぼう!
シャンプーは、
- アルコール系
- 石けん系
- アミノ酸系
の3種類のタイプがあります。
アルコール系シャンプーは界面活性剤が使われているため最も洗浄力が高く、時点で石けん系、最も洗浄力が低いのがアミノ酸系です。
洗浄力が強すぎるタイプは、頭皮の皮脂を根こそぎ取り除くため、かえって皮脂過剰を誘発する原因です。(※詳しくは「洗浄力が強すぎるシャンプーはハゲの原因」で解説)
皮脂はバリア機能も兼ね備えているため、取りすぎると頭皮を守るための防衛本能が機能して皮脂をたくさん分泌するようになるのですね。
石鹸系のシャンプーはアルカリ性でアミノ酸系よりも洗浄力が強いので、無添加以外のものは毎日のシャンプーや、敏感になった頭皮にはおすすめできません。
アミノ酸系がいい理由は、皮脂を適度に落とす洗浄力と、弱酸性で頭皮に優しいことです。とにかく頭皮に低刺激ですので、敏感肌の方でも安心して使うことができます。
頭皮に刺激が少なく、皮脂を落としすぎず、頭皮の環境を正常化してくれるアミノ酸系のシャンプーが育毛に最適ということですね。
無添加・アミノ酸系のシャンプーで、多くの方に選ばれている人気の高い育毛シャンプーを紹介しますので、価格や成分などを比較してシャンプー選びの参考にしてください。
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