睡眠不足はハゲの原因?
【寝不足でもハゲない方法も紹介】

睡眠不足のイメージ睡眠は、私たちが快適に生きていくために欠かすことのできない生理的な現象です。

睡眠不足は、髪の発育に悪い影響を与えますので、ハゲの原因のひとつと言えます。

仕事や、交友関係などでなかなか睡眠時間を確保できないケースもあると思いますが、髪と睡眠の関係を理解して、できるだけ睡眠不足にならない生活を心がけましょう。

睡眠不足で薄毛になる原因

成長ホルモンの分泌量が減少

寝ている女性髪の毛は毛母細胞によって作られます。この毛母細胞の働きを活発にするのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは、寝ている間に分泌されますので、睡眠時間が短いと、分泌量が減ってしまいます。

睡眠中は身体の負担の修復を優先

睡眠不足が続けば体への負担も大きくなります。

私たちの体は、寝ている間に疲れを癒し機能を修復しようとしますが、生命維持に重要な部分を優先的に修復します。髪の毛は直接生命の維持に関係ない部分なので、後回しになってしまいます。

寝不足でもハゲないためには

「質」の高い睡眠が大切

睡眠の質を高めることは、身体にも頭皮にもとてもいいことです。軽視せずに睡眠時間や睡眠の質の調整を心がけましょう。

深い眠り(ノンレム)の周期をできるだけ多く

毛母細胞のはたらきを活発にする「成長ホルモン」は睡眠後の早い段階に最も多く分泌されます。

私たちが眠りにつくとまず深い眠り(ノンレム睡眠)が訪れ、この眠りが深い状態の時に成長ホルモンが多く分泌されることが分かっています。

深い眠りと浅い眠りは、約90分の周期(※実際には前後10~20分の個人差がある)で交互に訪れていますので、深い眠りは単純計算すると、

  • 就寝時~90分(~1時間30分)
  • 180~270分(3時間~4時間30分)
  • 360~450分(6時間~7時間30分)

になります。睡眠時間が短いと、それだけ深い眠りの時間が減ってしまいますので、成長ホルモンが分泌されにくいと言えます。

充分に睡眠が取れないときでも、4時間30分は確保した方が良さそうですね。

ゴールデンタイムに寝る

成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯は午後10時から午前2時の間だと言われています。お肌のゴールデンタイムがあるように、髪にもゴールデンタイムが存在するのです。

この午後10時~午前2時に起きていると、成長ホルモンの分泌がうまくいかず、毛母細胞が活性化されなくなってしまいます。

毎日が忙しく、そんなに睡眠時間をとることが出来ない!という方は、夜10時~午前2時のゴールデンタイムだけでも寝るようにしましょう。


ハゲの原因「睡眠不足」の項目へ戻る

このページの先頭へ