髪を乾かさずに放置【自然乾燥】はハゲの原因?
毎日の洗髪のあと、ドライヤーを使わずに自然乾燥している方もいらっしゃると思います。
自然乾燥は、髪が濡れている状態が長く続きますので、髪や頭皮にいいとは言えません。
自然乾燥は、抜け毛が増える原因に
常在菌が増殖する
濡れたまま髪を放置すると、頭皮に常在している菌(マラセチア菌)が繁殖しやすくります。
マラセチア菌は余分な皮脂を食べてくれたり、頭皮を弱酸性に保ってくれる菌ですが、増えすぎると逆効果。頭皮や毛穴が炎症を起こして抜け毛が増える可能性があります。
特に、髪が濡れたまま寝るのはNGです。枕と髪の毛が接着している部分の湿度が高くなりますので、さらにマラセチア菌が繁殖しやすい環境になります。
髪にも悪影響
髪の毛が傷つく
髪が濡れているときはキューティクルが開いている状態です。
キューティクルは、外的な刺激から髪を守るためにありますので、キューティクルが開いているときは髪が傷つきやすい状態といえます。
濡れたままブラッシングはNG
特に、濡れたままブラッシングすると、髪を傷つけてしまいます。ダメージを受けた髪は切れ毛になりやすく、引っかかりが強いため、抜け毛が増えてしまいます。
目の細かいクシをつかわずに、髪が乾いた状態で使用しましょう。
濡れたまま寝るのはNG
濡れたまま寝るのもNGです。髪をまくらと頭で圧迫して、擦れ合った髪のキューティクルがはがれてしまい、髪がダメージを受けやすくなります。
濡れた髪は、温風で素早く乾燥
ドライヤーの熱はかなりの高温で、発生元は100℃を越えています。
そのため、ドライヤーの熱が髪に悪影響という意見もあり、「ドライヤーは冷風で乾かすほうが髪にいい」と言う人もいるぐらいです。
しかし、冷風では乾くまでに時間がかかりますし、完全に乾かすのは難しいと思います。
ドライヤーを使うときは、
- 髪に近づけすぎない
- 動かし続ける
ことを意識すれば、菌が繁殖したり、髪を傷つけたりする心配がなくなりますので、温風で素早く乾かしましょう。
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