髪の洗い過ぎはハゲの原因?
【1日1回の洗髪が理想的】
頭皮を清潔に保つために、頭を念入りに洗う人も多いと思います。
たしかに頭皮を清潔に保つことは育毛に役立ちますが、髪を洗いすぎると、逆に薄毛の原因になってしまいます。
髪の洗いすぎは、逆効果
頭皮からは皮脂が分泌されます。
しかし、皮脂には頭皮を紫外線などの外的刺激から守るバリアの働きもありますので、頭皮を洗いすぎて皮脂を取りすぎてしまうと逆効果です。
落としすぎて足りなくなった皮脂を補充するために、どんどん分泌して、結果として皮脂が過剰状態になってしまいます。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌が多すぎると、頭皮の老廃物と結びついて「角栓」となり、毛穴が詰まってしまいます。
毛穴が詰まると、髪の毛の成長を妨げてしまいますので、抜け毛の原因になります。(当サイト内で紹介している「刺激の強いシャンプーがハゲの原因」も同じ理由です。)
間違った洗い方にも要注意!
頭皮の血管はとても細いです。
洗髪時に、頭皮をゴシゴシこすってしまうと、頭皮を傷つけたり、頭皮の血管にダメージを与えてしまう可能性があります。
頭皮の血管がダメージを受けると、炎症を起こすリスクが増し、頭皮の血行も悪くなります。
正しい洗髪を継続しよう!
1日1回の洗髪も、1年間続けると365回になります。
その1回1回で正しい洗髪方法を心がけることで、将来の頭皮環境に大きな差になる可能性があります。
正しい洗髪方法
1日1回夜のみ
洗髪の回数は、1日1回夜のみで充分です。
髪の汚れは水だけでも落ちますので、頭皮の皮脂を適度に落とす洗い方を心がけましょう。
指の腹でもみ洗い
頭皮をツメで傷つけないように注意しながら、指の腹を使って頭全体を揉むように洗いましょう。
頭の筋肉をほぐす
頭にある前頭筋、側頭筋、後頭筋は自分では動かせない筋肉です。この3つの筋肉をほぐすことで、頭の血行が良くなります。
詳しくは、「正しい洗髪方法」のページでご紹介していますので、参考にしてください。
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