【女性の薄毛(FAGA)】
原因と対策方法
【女性の薄毛】の特徴
女性の薄毛は、男性の薄毛とは違い、よほどのことがない限りは髪の毛がなくなることはありません。
髪のボリュームが減ることによって、
- 髪型が決まらない
- 地肌が目立つ
- 分け目が薄い
などの悩みが多いです。
女性にとって髪はとても大切。段々とコシがなくなり、細く弱々しくなる自分の髪の毛をみるのは不安で、とてもつらいことですよね。
ボリュームがなくなってスタイリングが決まらずにぺちゃんこになる髪を見ると、気分まで落ちてしまうものです。
薄毛に悩む女性は年々増加しています
男性とくらべると、薄毛に悩む女性は少ないのですが、近年、薄毛に悩む女性は、増え続けています。
2017年にリーブ21が女性2400人を対象にした調査では、約3~4人に1人の割合で薄毛が進行していると感じているという結果になりました。
(参照:2017年リーブ21「頭髪悩み度」調査)
薄毛に悩む年齢も若年化
普通は加齢とともに髪のボリュームが減っていくのですが、近年は薄毛に悩む年齢が若年化しています。
一見して分かりにくい女性の薄毛ですが、電車やバスなどで座っている若い女性を見て、「地肌が目立ってる」と思った経験がある人も多いのではないでしょうか。
上でも掲載したリーブ21の調査結果を見ても分かるとおり、20~30代でおよそ4人に1人、10代でも8人に1人が悩んでいることが分かります。
正しい対策で悩みを解消しましょう
女性の薄毛は男性に比べると改善しやすいです。しっかりと「正しい対策」を継続して薄毛の悩みを解消しましょう。
【女性の薄毛】の原因は?
女性の薄毛の原因はさまざまですが、
- ホルモンバランスの乱れ
が原因の多くを占めています。
ほかにも、「頭皮の血行不良」や、「間違ったヘアケア」なども薄毛の原因になり得ます。
「エストロゲン」の減少が直接的な原因
加齢や出産、生活習慣の乱れなど、さまざまな理由でホルモンバランスが乱れると、女性ホルモン「エストロゲン」が減少します。
エストロゲンには、
- 髪の毛の成長を促す
- 髪の毛の成長期間を長くする
などの効果がありますので、エストロゲンの減少は女性の薄毛に大きく関係します。
女性の薄毛は、症状によって「FAGA」と「びまん性脱毛症」に分けられます。
FAGA(女性男性型脱毛症)
男性の「AGA」は、男性ホルモン「テストステロン」と、より強力な男性ホルモン「DHT」が関係する脱毛症です。
女性も男性ホルモンの影響を受けますので、女性版AGAとも言える「FAGA」が発症することがあります。※FAGA:女性男性型脱毛症(Female Androgenetic Alopecia)
近年は、女性の「薄毛=FAGA」と記載されているサイトも多くありますが、FAGAは女性の薄毛の一種にしか過ぎません。
症状が進むと、男性と同じように「生え際」や「つむじ周辺」のヘアサイクルが乱れて、髪が薄くなりますが、男性ほど禿げてしまうことはごくまれです。
男性ホルモンが優位になることで発症
女性に多く存在する女性ホルモン「エストロゲン」には、髪の成長を促す働きや、成長期間を持続させる働きがありますので、女性の髪は男性に比べて薄くなりにくいようになっています。
しかし、加齢やストレスによって、エストロゲンが減少すると「男性ホルモン」が優位になりますので、AGAの原因「DHT」が生成されやすくなり髪が薄くなります。
男性ほど禿げないのはなんで?
女性も「男性ホルモン」の影響を受けますが、
- 女性の「男性ホルモンの量」は、男性の20分の1
- 女性ホルモンが減少しても髪を育てるエストロゲンが男性より多い
などにより、男性のように禿げてしまうことがないのですね。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は、頭全体が薄くなる脱毛症です。
男性よりも女性に多いことから、「女性型脱毛症」とも呼ばれます。
40代以上の女性に多い脱毛症ですが、近年は20~30代の若い年齢の女性にも増えています。
主な原因はホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れることで、女性ホルモン「エストロゲン」が減少してしまうことが一番の原因とされています。
ホルモンバランスが乱れる原因として最も多いのが、
- 加齢
です。女性は40歳頃から、髪の成長をサポートする「エストロゲン」の分泌量が減少するため、徐々に頭全体の髪の毛の成長する期間が短くなり、細い毛の割合が多くなります。
ほかにも、ホルモンバランスが乱れる原因としては、
- 食生活
- 睡眠不足
- 喫煙
- ストレス
- ダイエット
- 飲酒
などが挙げられます。
誤ったヘアケアも原因
日常生活の中にも「びまん性脱毛症」の原因が潜んでいます。
- 1日に何度も洗髪する
- 洗浄力の強いシャンプー
これらは、頭皮の皮脂を落としすぎてしまうことで、「皮脂の過剰分泌」を招く原因です。
- 頭を数日間洗わない
- 髪を乾かさずに放置(自然乾燥)
- すすぎが足りない
- パーマやカラーリングを頻繁にする
上記の項目は、「常在菌の繁殖」や「頭皮の炎症」など、「頭皮環境の悪化」につながる可能性があります。
【女性の薄毛】の対策方法
生活習慣を改善して健康に
悪しき生活習慣は、ホルモンバランスを乱す原因になりますので、まずは生活習慣を見直しましょう。
日常生活では、
- ストレスを溜めないような生活
- 適度な運動
- 充分な睡眠
- バランスのいい食事
を心がけましょう。
女性ホルモンが正常に分泌されるようになると、薄毛は自然に改善へと向かいます。
毎日のヘアケアを見直そう
毎日のヘアケアも軽視は禁物です。
毎日の積み重ねが、薄毛解消につながります。
正しい洗い方を身につけよう
1日に何度も洗髪しないように注意して、洗髪時には「正しい髪の洗い方」を心がけましょう。
髪が長い女性は、すすぎ残しがないようにじっくり時間をかけてすすぎ洗いをすることが大切です。毎日のことですので、1年で365回洗髪するとなると、将来大きな差となる可能性があります。
頭皮マッサージをしよう
頭皮マッサージは血行を促進しながら、ツボの刺激によって育毛効果も期待できますので、毎日積極的にとりいれましょう。慣れてしまえば、テレビを見ながらでも簡単にできますので、毎日の習慣にしましょう。
ヘアカラー、パーマはやり過ぎに注意
ヘアカラー、パーマも「頭皮環境」が悪くなる原因の一つです。
頻繁なパーマやヘアカラーはやめましょう。
女性用の育毛剤
薄毛を早く改善したいなら、「女性用育毛剤」を使うのもオススメです。
生活習慣の見直しや、正しいヘアケアで長期的な対策をしながら、女性用育毛剤をつかうことで、「薄毛の改善率」が高まり、「改善までの期間」も早くなります。
女性用育毛剤の中で、
- 配合成分が優秀
- コスパ○
- ニオイなし
の人気商品をご紹介します。
ベルタ育毛剤
内容量:80ml
定期初回:3,980円
※定期は2回目以降4,980円。定期は3回継続が条件です。業界最大級56種類の育毛・頭皮ケア成分を濃縮度99.9%配合。
ベルタ育毛剤の詳細を見るマイナチュレ
内容量:120ml
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男性用の育毛剤「イクオス」の販売メーカーから新発売の女性用育毛剤ルルシアが注目されています。
女性用育毛剤では珍しい「育毛サプリつき」で、続けやすい価格ですので注目されているのですが、このルルシアには「ルフレ」と「シャルム」の2種類があり、それぞれ特徴が違います。
自分の薄毛を改善するために、どちらの育毛剤を選べば良いか迷ってしまう人も多いようですので、ルフレとシャルムを比較して、どちらを買うのが良いかをわかりやすく解説します。
ルルシアに興味がある方は、参考にしてくださいね。
ルルシア【女性育毛剤】の「ルフレ」「シャルム」はどっちを買うべき?
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