プロペシア(AGA治療薬:フィナステリド)
プロペシアは、世界初の「AGA治療薬」です。
日本では2005年に厚生労働省の承認を得てMSD(旧 万有製薬)から発売されています。
このプロペシアが発売されたことにより、はげ治療の可能性が格段に広がったことは間違いありません。
近年は、AGA人口の増加とともに、プロペシアの認知度もかなり高まっており、プロペシアのジェネリック医薬品(後発医薬品)もたくさん利用されています。
プロペシアの【効果】
プロペシア錠の主成分は「フィナステリド」です。
このフィナステリドには抗アンドロゲン作用があり、AGAの原因である「DHT」の生成を抑制する効果が認められています。
効果が期待できるのは「AGA」のみで、男性ホルモンが関係しない薄毛には効果が期待できません。
AGAを医学的に「治す」ことができる
AGAは「DHT」の影響でヘアサイクルが乱れて、髪が成長する前に抜ける脱毛症です。
そのため、AGAが発症すると抜け毛がかなり増えて、薄毛が進行しますが、プロペシアの作用で「DHT」の生成を抑制することにより、ヘアサイクルが正常の状態に戻ります。
ヘアサイクルの乱れによって強制的に抜けていた髪の毛が頭皮に定着しますので、抜け毛が減り、1本1本が長く太く成長するようになります。
効果には個人差がありますが、男性型脱毛症(AGA)に悩む男性の約75~90%が毛髪の増加を実感している臨床データが報告されています。
日本皮膚科学会が認める効果
皮膚科学に関する教育と研究を目的とする公益社団法人「日本皮膚科学会」が発表した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、プロペシアに代表されるフィナステリドの有用性がAランク(男性型脱毛症にはフィナステリドの内服を行うよう強く勧める)とされています。
参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
日本皮膚科学会の比較試験
- AGAの男性3,927名を対象として1年間の比較試験を行ったところ、脱毛部位の硬毛数が増えた。
- 日本人男性414名を対象とした比較試験では、1日1mgのフィナステリドを内服し、48週間でおよそ58%、2年間で68%、3年間で78%の薄毛の改善効果が見られた。
- 801人の日本人を対象とした比較試験では、1日1mgのフィナステリドを5年間内服し、写真評価で99.4%の効果が得られた。
プロペシアの【副作用】
プロペシアの作用で、DHT(ジヒドロテストステロン)が低下すると前立腺組織が委縮することが分かっています。プロペシアの副作用で確認されているのは、
- 勃起不全
- 精力減退
- 精子の減少
- 胃部不快感
- 乳房のふくらみ
などがあります。また、「初期脱毛」「下痢」「腹痛」「頭痛」「射精障害」などの報告もあるようです。
どの副作用もまれにしか報告がなく、およそ6~8%の人に何らかの身体的、精神的な副作用が起こるとされています。
どの副作用が出るかには個人差があるようですので、念のためどのようなプロペシアを飲んだ際にどんな副作用があるかを頭に置いて使用しましょう。
万が一、服用後に異変を感じた場合は、すぐに専門の医師の検査を受けるようにしましょう。そして、医師と相談しながら服用を続けるか決めると安心です。
重大な副作用の報告も
プロペシアを服用してまれに起こる副作用のほとんどは、命に関わるような重大な副作用ではありません。
しかし、プロペシアをはじめとした飲み薬は「肝臓で代謝」されますので、肝臓への負担がかかり「肝機能障害」のリスクがあることが分かっています。
お酒をよく飲む人は、もともと肝臓に負担がかかっていますので、服用には十分注意してください。
プロペシアは誰でも飲めるの?
プロペシアは誰でも服用できるのではなく、成人男性であることが条件です。
- 未成年
- 女性
は服用できません。
プロペシアは肝臓で代謝されますので、肝臓に障害をもつ方は服用は控えましょう。
妊娠中の女性は絶対さわらないように!
プロペシアは女性が服用しても効果は期待できません。それどころか、妊娠している女性は触るだけで胎児に異常が出てしまう可能性がありますので、絶対に服用してはいけません。また、薬剤が皮膚から吸収される恐れがありますので、触れることも厳禁です。
プロペシアの錠剤を割ると粉がでて吸引する可能性も考えられますので、妊婦が同じ生活環境にいる場合は割らないように注意することが大切です。
プロペシア治療に【かかる期間】
プロペシアを服用する薄毛治療は、生涯治療です。
半年で効果を実感する人が多いといわれていますが、服用をやめるとAGAは再び進行します。
そのため現状を維持、あるいはさらに発毛効果を実感したいのであれば、飲み続ける必要があります。
プロペシアの【価格】
プロペシアは他の医療用医薬品とは違い、薬価基準未収載品ですので、ED治療薬などと同じく保険が適用されません。
そのため、プロペシア錠の価格をはじめ、診断にかかる費用も全額自己負担になります。
AGA診断は自由診断ですので、処方されるプロペシア錠の価格は病院が任意に設定することができます。そのため、医療機関によって価格が変わります。
目安として1錠当たり250円程度です。
1ヶ月にかかる費用は?
1ヶ月分で7500~8000円の費用がかかります。
さらに医療機関の処方の場合は、診察料(初診料)が3000円程度かかり、医療機関で「血液検査」や「遺伝子検査」を受ける場合は、さらに約1万円~1万5000円がかかります。
プロペシアの【飲み方、摂取量】
1日1錠飲みます。飲む時間はいつでもかまいませんので、忘れないように自分で飲む時間を決めて、毎日の習慣にしましょう。
多く飲んでも効果は変わりません。過剰摂取すると副作用のリスクが高まりますので、服用量を厳守しましょう。
いつも飲んでいる常用薬や、他の薬と併用する場合は、医師に相談してからにしましょう。
プロペシアの【入手方法】
プロペシアは医薬品ですので、入手するには医師の診断と処方が必要です。そのためドラッグストアや薬局では買えません。
ただし、インターネットの「個人輸入代行」を利用すれば、処方なしでも購入することが可能です。
個人輸入は「偽物の心配」や「重大な副作用」が起こってもすべて自己責任です。価格が安いメリットは魅力ですが、やはり安全性が心配ですので、医師の処方をオススメします。
利用する場合は、必ず「信用できる輸入代行」を選びましょう。
メリット
・医師の処方だから安心
・プロペシアの品質が高い
デメリット
・医師の診断が必要
・定期的に通わなければならない
メリット
・価格が安い
・診断がいらない
・ネットでお手軽に購入できる
デメリット
・すべて自己責任
医療機関の処方
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WEBで「無料カウンセリング」を予約して来院すれば、初月4,200円、次回からは7000円でプロペシアを処方してもらえます。
AGAクリニックに来院するのは、自分と同じ悩みをかかえる人ばかり。一般病院のような恥ずかしさは感じませんので、初めての方でも安心です。
個人輸入代行を利用するなら
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代行業者の利用はすべて自己責任です。
迷っているなら医療機関が安心
信用性が低い個人輸入代行は絶対に利用してほしくなかったため、信用できる業者として「オオサカ堂」をご紹介しましたが、偽物や粗悪品の可能性はゼロではありません。正規品よりも安く買うことができるジェネリックも魅力ですが、やはり副作用が心配です。
身体のことを第一に考えるのであれば、面倒でも医療機関で処方して貰うのが一番安全。個人輸入代行は、医者と違ってなにがあっても責任を持ってくれませんので、迷っている方は病院やクリニックの処方を強くオススメします。
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