AGA治療薬「フィンペシア」の効果と副作用は?
【AGA治療にかかる費用や入手方法も紹介】
フィンペシアは、インドの製薬メーカー「シプラ社」が製造・販売を手がけるフィナステリドのジェネリック医薬品です。
ただし、フィンペシアは、プロペシアの国際特許が満了を迎える前に、特許が存在しないインドで製造された「AGA治療薬」ですので、正式には「コピー医薬品」に分類されます。
厚生労働省の承認を得ていませんので、国内では製造・販売が禁止されている「未承認医薬品」です。
先発医薬品をしのぐ人気
フィンペシアは、非正規品ですが配合成分がプロペシアとほぼ同じで価格が安いため、フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品の中でも一番人気が高いです。
実際、その売上げは先発品であるプロペシアを上回るほどで、日本でもAGA治療に活用する人が増えています。
フィンペシアの【効果】
AGA治療薬「フィンペシア」の主成分は「フィナステリド」です。
この「フィナステリド」の抗アンドロゲン作用が、頭皮の還元酵素「Ⅱ型5α-リダクターゼ」のはたらきを阻害して、AGAの原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生を防ぎます。
「DHT」の増加が抑えられると、毛包の萎縮が起こりにくくなり、正常な太さ、硬さをもつ髪の毛が生えやすくなります。
フィンペシアの成分は、先発品のプロペシアとほぼ同じですので、AGAの改善効果もプロペシアと同等です。
フィンペシアの【副作用】
フィナステリドはもともと医師の処方箋が必要な「医薬品」ですので、服用するとまれに副作用が起きることがあります。
国内で成人男性を対象に行われた臨床試験では、フィナステリドの副作用発症率は全体の約4%です。
副作用には、「性欲減退」や「胃の不快感」、「勃起不全」などの副作用が確認されました。
全体の約4%は高いようにも見えますが、プラセボ(疑似薬)を使った際にも副作用に似た自覚症状が起こるケースもあるため、実際に副作用が出ることは、ごく希だと考えることができます。
初期脱毛が起こる可能性も
フィンペシアを服用した人の中には、一時的に髪の毛が多く抜ける「初期脱毛」が起こったという報告も少なくありません。
抜ける本数が異常に多かったり、長く続くようなら自分で判断せずに医師に相談しましょう。
フィンペシアの【価格】
フィンペシアは開発コストがかからないジェネリック医薬品なので、先発であるプロペシアよりも安い値段で販売されています。
具体的な価格は販売店舗によって異なりますが、プロペシアが1箱(30錠/1ヶ月分)あたり5,000円~10,000円で販売されているのに対し、フィンペシアは100錠(3ヶ月分)で2,000~3,000円台という安い価格で売られていることもめずらしくありません。
- プロペシア:1粒 200円程度
- フィンペシア:1粒 30円程度
1錠あたりに換算するとわずか30円程度と安価なので、国内でプロペシアを処方してもらうより、個人輸入代行業者を利用してフィンペシアを購入する人も増えています。
業者の中にはまとめ買いするとセット割引が適用される場合もあり、上手に利用することでコストをさらに大幅にカットできます。
飲み方・摂取量
フィンペシアは医薬品ですので、正しい用法・用量に基づいて服用することが大切です。
正しい飲み方
フィンペシアは、水と一緒に服用すればOKです。噛まずに飲み込みますが、とても小さな錠剤ですので、喉につかえて飲めないことはまず無いと思います。
1日1回1錠というルールを守れば、飲むタイミングはいつでも構いませんが、飲み忘れを防ぐため、できれば朝食の後、昼食の後など、毎日同じ時間帯に飲むよう習慣づけることをオススメします。
飲み合わせは気にしなくてOK
フィンペシアと飲み合わせの悪い薬はありません。これまで、飲み合わせによる健康被害の報告はありませんので、他のどの薬と併用しても構いません。
摂取量
フィナステリドをAGA治療薬として使用する場合、適量は1日1mgとされています。
フィンペシアには1錠あたり1mgのフィナステリドが配合されているので、1日1錠ずつ服用すればOKです。ただ、副作用が心配な方は、1錠を半分にカットし、0.5mgずつから始めてみてもよいでしょう。(※カットするときは、破片や粉を残さないように注意してください。特に女性がいるときには細心の注意が必要です。)
ちなみに、1mg以上服用しても効果がアップするわけではなく、むしろ副作用のリスクが高まる可能性があるので、1mgを超えて服用するのはやめましょう。
服用時の注意点
服用中は献血できません
フィンペシアは、服用中は献血することができません。やめてから1ヶ月経過すると献血できるようになりますので、献血しなければいけない時期がある方は注意してください。
女性は触れないように注意
フィナステリドは男性のためのAGA治療薬ですので女性が飲んでも触れてもいけません。特に妊娠中の女性が触れてしまうと、お腹の子供の生殖器に異常が起きてしまう可能性がありますので、細心の注意が必要です。
フィンペシアの【入手方法】
フィンペシアは、インドで製造・販売されているAGA治療薬ですので、日本で手に入れたい場合は「通販」の利用が一般的です。
通販といっても、amazonや楽天などの大手通販サイトでは取り扱っていません。
個人輸入代行を利用する
最近は、「個人輸入代行」を利用することで、インターネットで手軽に海外の医薬品を購入することが可能となっているため、初心者でも比較的簡単にフィンペシアを手に入れることができます。
偽物、粗悪品に注意
フィンペシアは人気商品なので、取り扱っている個人輸入代行業者はたくさんありますが、残念ながら中には利用しない方がいい業者も存在します。
そのような業者はニセモノのフィンペシアを取り扱っている可能性が高いので、個人輸入代行業者からフィンペシアを購入する場合は、信頼できる代行業者を厳選して利用するよう心がけましょう。
副作用が起こってもすべて自己責任
個人輸入代行を利用すれば、お手軽に安価でフィンペシアを購入できますが、「健康被害はすべて自己責任」という大きな問題があります。
海外のフィンペシアは主成分以外の表記の義務がありませんので、何が入っていても文句は言えません。これまでにも様々な健康被害の報告がありますので、医師の診断をうけてからの服用をオススメします。
購入時の知っ得情報
色々な種類のフィンペシアがありますが、発がん性が指摘されているキノリンイエローが入っていない商品を選びましょう。発がん性に関しては様々な意見が飛び交っていますが、価格が変わらないためキノリンイエローフリーを選ぶ方が無難です。
また、フィンペシアは、まとめ買いすることで価格が安くなります。送料も都度購入より安くなりますので、コストを削減できてかなりお得です。
個人輸入代行を利用するなら
「オオサカ堂」が一番いいと思います。個人輸入代行の最大手で、15年以上の実績があり、信頼できる業者です。
【個人輸入を利用する前に!】
個人輸入のフィンペシアを服用する場合は、「危険性」と「必要性」をよく考えてからにしてください。
フィンペシアの使用は禁止されていませんが、厚生労働省にも、「個人輸入した未承認医薬品を服用後に発生した健康被害事例」や「個人輸入の危険性」について記載されています。
当サイトでは未承認医薬品の「フィンペシア」よりも、正規品である「プロペシア」や、国内ジェネリック「ファイザー」など、厚生労働省が認可しているAGA治療薬を推奨しています。
病院やクリニックでは、血液検査で「健康状態」や「AGA治療薬を服用しても問題がないか」を調べた上で処方してくれますので、副作用の面でも安全性が高いです。
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